基本的にハウスメーカーで建てる場合は、工務店と比べると坪単価が高いと言われています。
ハウスメーカーの中にはローコストで建てられることを売りにしているハウスメーカーもありますが、大手ハウスメーカーを選ぶと坪単価が80万円台というケースも少なくありません。
ここでは、ハウスメーカーの坪単価ランキングを高い順にまとめてみました。
高いハウスメーカーのランキング
住宅産業新聞による大手ハウスメーカーの平均坪単価の調査結果によりますと、以下のようになっています。
93.8万円
93.1万円
87.0万円
84.9万円
84.3万円
6位 セキスイハイム: 80.6万円
7位 パナソニックホームズ:80.3万円
8位 ミサワホーム:72.9万円
上記のランキングの通り、ハウスメーカーの中で坪単価が高いと言われているのは、三井ホーム、へーベルハウス、住友林業、積水ハウス、ダイワハウスあたりでしょう。
その他に坪単価が高いと言われているのは、セキスイハイム、パナソニックホームズ、ミサワホーム、住友不動産などでしょう。
特に三井ホーム、へーベルハウス、住友林業の価格の高さはハウスメーカーの中でも上位を占めており、坪単価が80万円を超えています。
構造や仕様、規模によっても坪単価は大きく異なりますので一概に言い切ることはできませんが、大手ハウスメーカーで建てる場合の坪単価は70万〜80万円が目安になっているようです。
更にハウスメーカーの展示場と同じような仕様で建てようとすると坪単価は驚くほど高くなります。。
展示場はよくみせる為にほとんどオプションが付いた仕様になっています^^;
大手ハウスメーカーではこれぐらいの坪単価が相場になっており、高すぎるという印象は受けませんが、地元の工務店では坪単価40万円台、50万円台が相場になっており、工務店と比較すると一見ぼったくりかと思うほど坪単価は高いです。
もちろん坪単価は工法や使っている建材の種類も影響していますが、なぜハウスメーカーの坪単価が高いのか?
ハウスメーカーは展示場の建設費や維持費、宣伝費、パンフレット代、下請け業者の存在、人件費などの経費が大きくかかり、それが価格に上乗せされているため価格は高くなってしまうのです。
しかしハウスメーカーは大手ならではの安心感があり、大手だからこそできるサービスなども充実しています。
施工開始から引き渡しまでの時間が短い、提案力やデザインが豊富、アフターサービスが充実しているなどのメリットもあります。
ハウスメーカーは高いけれど、アフターやデザイン、間取りの提案力、安心感は譲れないという人は多少高くてもハウスメーカーを選ぶという選択肢になると思います。